暖冬の影響でしばらく出来なかったアイスワインが3年ぶりに完成!



<目次>
1、3年ぶりに完成したアイスワイン、ついに入荷! >>> ご注文はこちらから
2、アイスワインの収穫に行ってきました~



1、3年ぶりに完成したアイスワイン、ついに入荷!

暖冬の影響でずっと出来なかったアイスワインが3年ぶりに造られました!!

ドイツワイン協会(DWI)の資料によると
2015年にアイスワインとなるブドウの収穫に成功した農家はドイツ全土で44軒。

シュトルーブ家のあるラインヘッセン地方に限れば、わずか5つの農家のみ。

そんな貴重なアイスワインを入荷いたしました!


「これが最新ヴィンテージ」というと、2016年のワインがもうできた??
と思われるかもしれませんが、こちらは2015年ヴィンテージのワインです。
ようやく完成して出てきた訳です。

味わいはまだ少し若めですが
リースリングの上品な酸味が効いていてスッキリと飲みやすい極上の味に仕上がっています。


上記の「ドイツワイン協会発表の資料」を読むと、、、
ドイツのアイスワインはまさしく同国の名産品で、希少なもの
少なくともマイナス7℃以下の環境でブドウを収穫しなければならないのですが
それも気温が低ければ低いほどブドウ果汁の凝縮度が増すのです。

また、南の国々の甘口ワインと比べて、通常ドイツのアイスワインは糖分が高く
アルコール度数はかなり低い傾向にあります。
そのため、食前酒としても最適なのだとか。
もちろん、デザートとしてアイスや果物と合わせるのもGOODですね。

なお、2015年のアイスワインは比較的糖分量の高いものが多いですが
造られた量は少ないと書かれています。




以下、農家シュトルーブさんのコメント。

凝縮されたフルーティかつフレッシュで力強いデザートワイン
レーズン等の香りにかすかなプラムやクロカントのニュアンスが合わさっています。
味わい深く、バランスの良い酸味を持っています。
飲み頃の温度は8-10℃。

マイナス7℃下の状況で選別されたブドウを手摘み。
加工過程でブドウに負担がかからないように自然におりが沈殿するのを待ち
ステンレスのタンクの中で丁寧に低温熟成されて造られました。

贅沢な食前酒や食後酒として、あらゆるデザートや熟成したチーズと合わせてみてください





( 余談 )
暖冬の影響でせっかくアイスワインにしようと畑に残しておいたブドウも
なかなか条件に合うほど寒い日が来ないために収穫ができなかったり
その日を待ちきれずにブドウがだめになったり、、、

当店取り扱い農家のキルヒさんの所の数年前の話ですが
アイスワイン用にとっておいた(木になったまま置いておいた)ブドウが
いざ収穫!というちょっと前の段階で全滅し全く何も造れなかったという事があります。

これは農家にとって大打撃です。
アイスワインを造るためにはブドウ畑に網を張ったり
丈夫なブドウだけを選んだりなどなどとにかく大事に大事にブドウを育てます

それでも、世界一厳しいと言われているドイツのワイン法に則り
冬にマイナス7度以下の日が来なければ、アイスワインとなるブドウは収穫出来ず、、、
天候は予測できたとしても、運が良くないと造れないのも事実。
つまり、農家にとってアイスワインを造るということは非常にリスクを伴っているのです。

これだけの苦労があって造られたというアイスワインの意味を知ると
よりいっそうありがたみを感じられるというものです。

当店取り扱い農家さんの造るアイスワインは、本当にどれも美味しいですしね!
(ちなみに、キルヒさんの所では上記のことがあったために
それ以来アイスワインを造っておりません)


それから、アイスワインの元祖はここドイツなんですよ。
しかも私たちのお店のあるフランケン地方こそ、その誕生の地なのです。




さて、とにかくそれだけ特別なアイスワインですが
今回紹介するこの2015年ヴィンテージも、2012年以来ようやく出来上がった商品です。

この貴重で美味しいアイスワインをぜひお試しください!


シュトルーブ家 リースリング種 アイスワイン 白甘口デザートワイン(361番)




2、アイスワインの収穫に行ってきました~



2017年1月6日、ローテンブルクの朝5時の気温は-14℃!
まさに凍てつく寒さの中、ヴュルツブルクのワイン農家ライスさんのところで
アイスワイン収穫を体験してきました~~

まだあたりは真っ暗でしたが
着くとすぐに、バケツとはさみを渡され、ただひたすら、凍ったブドウを摘んでいきました。

最初のうちは簡単簡単なんて思っていましたが、、、
10分もすると、充分に厚着していったうえにホッカイロ
そして靴の中にもホッカイロを仕込んで行ったのに
足先が冷たくなって、痛い痛い。

作業は一時間くらいしかないのに、しもやけになるかと思った、、、

しかも、そんなに急ではないけど
「斜面に立ち続けるってこんなに大変なのか、、、」
と思うほど、始まってすぐに腰が痛くなり始めました、、、、。


こんなに大変な作業と、取れるかわからないリスクを負って、アイスワインを造ってるのね、、、
とワイン農家さんの大変さを肌で感じることが出来ました。


それから、なぜかバイエルン放送のテレビスタッフもいたりなんかしましたよ。


さらに詳しくは下記のページから↓ ↓ ↓
https://www.ekukoswine.de/?page=eiswein_reiss2017



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