ワインの楽しみ方は人それぞれにと言われますが、選択の幅の広いドイツワインを上手に楽しむためにご参考にしていただければ幸いです。
- オープニング
‐ 食事の前に飲むワインとしては、軽いQbAワインやカビネットクラスがいいでしょう。オープニングの乾杯などには、ゼクトが最適です。ゼクトはさわやかな清涼感を与えてくれるスパークリングワイン。きりっとした酸味と適度な甘さを持っています。
- 昼食会・軽食パーティ
‐ 軽い発泡性のある辛口、中辛口のQbAワインやカビネット、ゼクトは幅広い料理に合います。またこれらのワインは和食とも相性がいいのです。
- ディナーパーティー
‐ ちょっと本格的な集まりのときは、料理の種類によってワインを合わせます。魚料理には軽くて辛口の白ワイン。メインディッシュにはフルボディで中辛口の白か辛口の赤。チーズには白または赤で香りの強いもの。ケーキ、アイスクリームなどデザートと一緒に飲むなら、間みな芳香を放つ甘口のシュペートレーゼ、アウスレーゼなど。
- 食事の後に
‐ 親しい友人だけの打ち解けた雰囲気になったら、デザートワインとして。
アウスレーゼを、家族や友人が記念日を迎えたときには、最高級のベアレンアウスレーゼ、アイスワイン、トロッケンベアレンアウスレーゼはどうでしょう。ドイツワインの中でも最高峰のこれらのワインは、贈り物としてもよく使われます。最上のお土産として差し上げれば、喜ばれること請け合いです。
(『ドイツワイン広報センター』パンフレット”楽しくおいしくドイツワイン”より)