![]() ![]() ![]() | MAXIME HERKUNFT RHEINHESSEN について
Maxime Herkunft Rheinhessenは2017年2月2日に設立。 ドイツワインの産地ラインヘッセン(Rheinhessen)の新しい目印として誕生しました。 2017年2月2日ラインヘッセンのワイン醸造業者から 新たなワイン組合を誕生させるべく、代表者が集まりました。 格付けに関して「VDPの等級に準ずる3段階の等級」を取り入れるか否か このワイン組合で投票を行ったところ満場一致で賛成多数となり このような格付け方式が導入されることになりました。 >>> ドイツ・プレディカーツワイン生産者協会(VDP)について はこちら < 信条、信念 > 「産地がつながる」 2017年初め、VDP-Rheinhessen加盟農家を含む 70のワイン醸造農家が Maxime Herkunft Rheinhessen に加盟しました。 自由参加ではありますが、これまでのドイツワイン格付けから、ラインヘッセン産ワインのものを三段階表記に変更。 消費者にとっては、これまでの格付けよりも産地の特徴や辛口で上質のものがわかりやすくなりました。 この団体は絶対参加ではなく まずは推薦し良かったら加入してくださいというものとなっています。 しかし、初期からなるべく多くの団体に参加を促しており (例えば格付け等の)コンセプトがこの機関の大きな基盤となり ラインヘッセンが一つの産地であると知らしめることを目的としています。 また、VDPと歩みを合わせることによって VDPに加入していない中・小農家のワインの質を同等のものと認め 彼らの立場強化、マーケティングがしやすくなるという利点があります。 < 格付け > 三段階表記については、 VDP の等級にほぼ準じています。 ●グーツワイン (Gutswein) → 地域名ワイン ”高品質のベーシックワイン!” グーツワインは品質ランクの基底をなすベーシックなワイン。 言わば醸造家たちの「名刺」に相当するワインです。 ブドウはそれぞれの醸造所の所有畑に由来し、厳格な基準をクリアしなければいけません。 畑にはその地域に伝統的な品種を少なくとも80%以上植えられていること。 エチケット(ラベル)には地域とブドウ品種名が表記可能。 甘口ワインについては果汁糖度による等級(Auslese, Spätlese, Kabinettなど)も併記可。 ●オーツワイン (Ortswein) → 村名ワイン ”優れた土壌を伝える!” オーツワインは1つの自治体内の複数の優れた畑のブドウから造られる それぞれのテロワール(栽培環境)を伝えるワインです。 地域特有のブドウ品種を使用する、収穫量を厳格にするなどの制限が前提となっています。 オーツワインはグーツワインと優れたブドウ畑のワインの間に位置づけられるワインです。 畑にはその地域に伝統的な品種が少なくとも80%以上植えられていること。 エチケット(ラベル)には村名とブドウ品種名が表記可能。 甘口ワインについては果汁糖度による等級(Auslese, Spätlese, Kabinettなど)も併記可。 収穫量:~75hl/ha 販売時期:毎年最新ヴィンテージは4月1日から販売可 ●ラーゲンワイン (Lagenwein) → 1級畑ワイン ”第一級のワイン!” ラーゲンワインは独自の性質を持ち、理想的な栽培条件を満たす 一級クラスの畑のブドウから造られたワインです。 ラーゲンワインのブドウ畑では、その特性に合ったブドウ品種が栽培され 高品質を維持するために収穫量は極度に制限されています。 歴史的にも例外的に優れたワインが多数あり 長期熟成する秀逸なワインが生まれています。 その地域に伝統的な品種を使用した高品質なワインであることが条件です。 収穫量:~55hl/ha 果汁糖度:シュペートレーゼ以上 収穫方法:手摘み 販売時期:毎年最新ヴィンテージは9月1日から販売可。 ※オーツワインとラーゲンワインはブドウ農家での瓶詰めが必須であり、以下のブドウ品種しか認められていません。 ブドウ品種 : リースリング、ヴァイサーブルグンダー、グラウブルグンダー、シルバーナー、シュペートブルグンダー ※VDPから発表された最新情報(2017年5月時点)によると 2015年ヴィンテージからオーツワインでもそのワイン造りに使われたブドウが ラーゲンワインに認められるような一級の畑のみから収穫されたものは 「プレミアム・オーツワイン」と呼べるようになります。 (参考) http://www.medienagenten.de/mitteilungen/gruendungmaxime-herkunftrheinhessen/ http://www.maxime-herkunft.de/#!/de |